漫画喫茶

時間つぶしに最適なのは漫画喫茶(インターネットカフェ)です。

本を選ぶ女性

駅前に限らず漫画喫茶はそこらじゅうにありますが、会員制のお店も多く まだ行った事がない、という人も多いようです。 店内ではパソコンを自由に使うことができますし漫画や娯楽設備も利用者に開放 しているので、盗難防止、犯罪防止の意味もあり会員制にしているのでしょう。 会員になるには初回来店時、カウンターで初めて利用することを伝えて 身分証明書(運転免許証など)を提示して会員証を作らなければならず、 時間を潰すためにここに入りたいな、思っても身分証明に使えるものがなければ 無理なのです。 このハードルが意外と高く、漫画喫茶を利用したことがある人でも 初めてのお店はなかなか入りづらいのです。 終電を逃してしまったらここで朝まで過ごすかな、と考えている漫画喫茶が あるのなら、あらかじめ会員になっておくか、寄ったときに会員になれるよう 免許証を携帯していなければなりません。 いきなり設備もわからない初めての店で宿泊は不安もあるでしょうし、 下調べの意味でも一度は利用しておいたほうが安心でしょう。 漫画喫茶の設備は店舗によって違いますが、喫茶店のような席ではなく個室が メインになっています。 区切られていないオープン席もありますが、一番利用されるのはパソコンが設置 された個室にソファーがあるブース席です。 ドリンクはセルフサービスの飲み放題で、ドリンクバーのような感じです。 フード類や一部のドリンク、アルコール類は別料金となりますが、 普通に過ごすだけなら時間制の基本料金だけで済ますことができます。 漫画を読むことやパソコンの使用は基本料金に含まれていますし、 1時間位なら普通の喫茶店でコーヒーを飲むのと金額もさほど変わりません。 料金は基本的に時間制で、1時間300~400円、それ以降は10分ごとに 50円なりの延長料金が発生します。 長時間の利用者向けには3時間パックや6時間パック、深夜から朝までに時間帯に 限りナイトパックなどが用意されている店もあり、2千円もあれば終電から 始発までの時間を過ごすことは余裕で可能でしょう。 個室に入ったら朝まで漫画を読んでもいいしパソコンで遊んでもいいし、 テレビやDVDを観ることもできます。 睡眠を取りたいなら漫画やドリンクには目もくれずそのまま寝ても構いません。 ですが漫画喫茶は個室といっても背の低い壁一枚で区切られているだけで、 他の利用者も読書なり仮眠をしている場所です。 回りに迷惑をかけないよう、携帯電話でアラームをセットするならサイレント にしてバイブ設定にしておきましょう。 シャワールームのある店舗なら日が昇る頃に起きてサッパリすれば、 ちょっとしたホテル感覚で宿泊することができてしまいます。 無料のモーニングサービスを提供しているお店もあります。 ただしタオルや髭剃りなど別料金が必要なこともありますので、 事前に確認しておきましょう。